【ASPICE】ACQ.4 サプライヤ監視 Basic Practice (BP) とは?基本プラクティスの解説と説明

IATF16949

ASPICE解説は下記リンクよりアクセスください
プロセスアセスメントモデルはコチラから
※当該解説をより詳細に知りたい方はアセスメントモデルを参照ください

▶ASPICEの他解説ページへ

能力レベル3の取得を目標とした記事となります

General Practice とは?

既に説明を読んでいる人は飛ばしてください

  • 全てのプロセスカテゴリーに当てはまる、共通の活動が記述される
  • BP(基本プラクティス)で実施されたプロセスを成熟させるために利用される

BP (Basic practice: 基本プラクティス)は能力レベル1(PA1.1)のみに適用され、それ以上の能力レベル(レベル2~5)ではGP (Ganeral Practice: 共通プラクティス)とGR(General Resource: 共通リソース)が適用されます。
より詳しく知りたい方は、アセスメントモデルの【5.3.1 実施管理プロセス属性】以降を参照ください。

能力レベル1-2-3を例えるのであれば、料理なんかが良い例だと思います。
レベル1:レシピ通りに作ってるが、何を調合したのかわからず同じ味を再現できるか不明な状態。
レベル2:レシピに何をどのタイミングで調合するのか記載され、似た味を再現できている状態。
レベル3:レシピがレストランの決まりに組み込まれ展開されており、誰でも同じくできる状態。


即ちの能力レベル1では何となく実施してリリースができている状態に対し、能力レベル2以上ではプロセス(レシピ)が存在して計画・実行・調整がかけられる状態を示します。

General Practice の構成

General Practiceを能力レベルで分けた表は以下の通りです。

能力
レベル
プロセス属性 説明
L2 実施管理プロセス GP2.1 プロセスの実施が管理されている程度を示す
作業成果物管理プロセス GP2.2 プロセスにより作成される作業成果物が管理されている程度を示す
L3 プロセス定義プロセス GP3.1 定義されたプロセスが維持されている程度を示す
プロセス展開プロセス GP3.2 定義されたプロセスの展開されている程度を示す

ACQ.4の基本プラクティス

基本プラクティスの詳しい説明へ

基本プラクティスに関する詳細な記述はプロセスアセスメントモデルを参照ください。
ACQ.4 サプライヤ管理には合計5つの基本プラクティス(BP1~BP5)が存在します。

ACQ.4(サプライヤ管理)の目的は合意した要件に基づきサプライヤを追跡して評価することである。

BP1

SW開発サプライヤにおける連絡窓口や共同プロセス、責任権限、共有する情報の合意及び維持を行わなくてはならない。近年の車載SWは製品の開発期間において大きなウェイトを占めるようになってきており、SW開発の遅延は製品ローンチの遅延を意味する。

そのためSW開発サプライヤのモニタリングは必須であり、遅延無きよう発注者側が監視しなくてはなりません。

発注者と受注者共同でレビュー活動について合意を行い、活動を維持していくことが求められています。この共同レビューを実現するために、責任や役割分担を明確にして、互いの窓口管理ならびに情報伝達の方法、共有すべき情報を明確化・合意する必要がある。

これらの情報を元に会議を開催し、ステータス報告やレビューを行い開発の遅延無きようサプライヤ監視を行う。

上記の情報は文書化した情報として維持し、例えばサプライヤ監視計画書等として管理を行いエビデンスや全体計画などを管理する。

BP2

発注者・受注者相互で合意した全ての情報を共有する必要があります。情報共有のために連絡窓口を定義し運用していかなくてはなりません。例えば、問題検出リストなどを互いにアクセスできるシステム上で閲覧できる環境を構築し、問題解決までのトラッキングなどに活かしていく必要がある。

BP3

SW開発サプライヤと開発活動のレビューを開催しなくてはならない。発注者・受注者が互いに合意した頻度やタイミングでレビューを行います。

レビューには技術的な議論の他にも、問題や開発におけるリスクを含めレビューし、解決するまでトラッキングを行わなくてなりません。

BP4

BP3と非常に良く似ていますがSW開発サプライヤと開発の進捗をレビューしなくてはなりません。発注者・受注者が互いに合意した頻度やタイミングで進捗のレビューを行います。

行った実績はエビデンスとして残し、検出された問題があればどういう問題なのかを明確にして管理しなくてはなりません。開発に遅延無きよう検出された問題を解決できるよう取り組む必要があります。

BP5

もし仮に発注者・受注者互いに合意した目標に達成しない場合は、逸脱した内容や程度を明確(識別化)にし是正しなくてはなりません。また問題の再発を予防するために対策を行う必要があります。

目標を変更した場合は、合意文書を作成し文書化した情報として保持します。

1万PV以上のアクセスを誇るブログに広告掲載!

ASPICEの解説はコチラ!

▶ASPICEの解説をもっと見る

\noteを始めました/
年収情報から品質経験を綴っています

\他にも色々なブログを書いています/

転職2回を経験→年収200万UP
この経験を配信します!

私が転職に至るまで(体験記)

品質基礎知識の情報発信!
品質ツールをまとめました

このカテゴリをもっと読む

トップページへ戻る

コメント