外資系メーカー転職|実際に中で働いてみた感想やエピソード

今回は、2度目の転職を経て、私から見た『外資系ってぶっちゃけどう?』をお題に執筆していきたい。

2度目の転職は、私にとってチャレンジであった。英語が全くできない状態で外資系企業へ入社。オファーレターを貰った時には「外資って言っても、自分の英語力だったら英語で会話とかしない環境だろ~!」なんて思って入社すると、マジ英語。毎日英語。びっくりするくらい英語。

入社して『果たして本当にやっていけるのか・・・』と、かなり不安になった。

(Twitter)では好き勝手ツイートをしていますが、実際のところ私は、高学歴でなければ高収入でもない。一般サラリーマン家庭で生まれ育った、いわゆるThe凡人です。新卒入社の企業も、なんちゃって一部上場で一応四季報の片隅には載っていた企業でしたが、皆が知る一流メーカーとは程遠い自動車部品メーカー。

『自動車部品メーカーに就職した』と友人へ伝えると「え、ネジかなんか!?あ、板金とか作ってるのか!」と言われるくらいに、パッとしないメーカー。言うまでもないが、平均年収が高いわけではない。

帰国子女でもないし、お金持ち家庭で育ったわけでもない。海外と関わりがあって英語が達者だというわけでもない。パッとしない大学を卒業し、パッとしない企業に入社。1度目の転職で業界最大手に転職するも、パッとしないキャリアに漠然とした悩みを抱えていた29歳であった。

そんな29歳が突如として外資系企業に入社したわけである。周りは東京一工・早慶・海外大卒のような高学歴も多く、お金持ち家庭で育った帰国子女も多い。日本国籍だが生まれも育ちも海外という人も少なくない。家がタワマンという家庭も多く知っている。

埼玉のド田舎に住む私からすると、遠い世界のようだった。でも、私は彼らと同じ会社で働いている。

そんなThe平凡な私が、突如として外資系企業に飛び込み、そこで何を感じ、外資系企業をどう思っているのか… 今回は、1年半勤めてきた外資系企業について『ぶっちゃけどう?』を振り返っていきたい。

目次

入社前に抱いていた外資系企業のイメージ

では、オファーレターをもらい入社する前に時を戻そう。

既に書いたように、私は英語がまったくできないTOEIC425点の人間だった。

なので、外資系でも英語を話さない部門もきっとあって、そこに配属されるのだろうと勝手に思い込んでいました。なので、英語に関する不安は、多少あったものの『まあ受かったくらいだし、何とかなるわな』と正直思っていました。

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なにより、一番不安だったのは『リストラ』でした。外資系のイメージって実力主義だとか、使えないと速攻クビ!みたいなイメージでしたので、安定したJTCでの暮らしを捨てて外資系に飛び込むこと自体に不安を感じていました。

上司との相性であったり、職場環境に関しては、不思議と不安はなかったです。私自身が2度目の転職でしたし、こればかりは入社してみないとわかりませんので。ただ、面接官であった直属の上司や、その上司の上司、また人事の方々からは、良いフィーリングを感じましたので、不鮮明ではあるものの『良い会社っぽそうだな』という感覚があったのは覚えています。

福利厚生に関しては、前職の日系企業よりは減るだろうなと思っていました。前職は業界最大手企業で知名度もあります。自社の保養所も兼ね備えていましたし、組合による様々な福利厚生(あんま覚えてない…)がありました。会社に病院もありまして、仕事中に『ちょっと病院行ってきまーす』っと無料で診察を受けたりすることもできました。流石に、ここまでは外資系でないなっと思っていました。

あとは、やはり超絶優秀な社員が多いと思っていましたね。外資系だからみんな英語はペラペラで、いかにもスーツをビシッときめた『エリートサラリーマン』みたいな人がオフィスに多く溢れ、皆パソコンと必死に向き合い仕事をしているイメージでした。

こんな感じ↓

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とにかく、エリート・優秀・高年収だけどリストラと隣合わせ…そんな世界観だろうと入社する前は思っていました。

では入社してみて、実際の世界はどのようだったのか書いていきます!

入社後に体感した外資系企業とは

外資系らしいウェットな社内政治
よく日系企業では、飲み会などで年配社員に酒を注いで回り、説教や愚痴を聞きながら時間外の『社内接待』が必要だと言われます。

それ故に、日系企業は「日系企業は社内政治がー」等と言われがちですが、外資系には外資系らしいウェットな社内政治があります。

日系企業で言われる、社内接待で酒を注いで回るような昭和の古臭い風習はありませんが、外資系は親会社からエキスパートとして来ている本国の人もいるので、そこに認め気に入られなくてはなりません。

社内パーティなどでは、そんな彼らとコミュニケーションを取り目立っていく必要があります。要はアピールの場ですね。昭和のように、酒を注いで回る必要はないですが、コミュニケーションとアピールをする外資系特有のウェットな社内政治はあるでしょうね。

あと、本国の人間だけでなく、日本人同士でもウェットな社内政治は存在します。例えば、職位が高かったり、影響力のある従業員からの依頼は積極的に遂行したり「自分はできるぞ!」「自分なら回せるぞ!」とアピールをして信頼関係を築いていかなくてはなりません。

なんせ外資系は従業員の数が少ないので、従業員ひとりひとりの影響力が大きいような気がしています。職位が高い人間に喧嘩を売ったり、影響力のある人間に嫌われてしまうと、ただでさえ従業員ひとりひとりの影響度が大きいのだから、自分への「悪い評価」が付きやすくなってしまうのです。

なので良くも悪くも『表面上』のコミュニケーションが多く、深入りは禁物です。もちろん、全部が深入り禁物ではないです。腹を割って話すような人間関係もたくさん存在しますよ。

しかし、オフィシャルな飲みの場で会社の愚痴を言ったり、人の悪口を言うのは禁物だと思っています。結構、日系企業では飲みの場で『お互いの傷を舐め合う』ような愚痴コミュニケーションが多かったりしますが、外資系では一発アウトでしょうね。『俺ら1つの目標に向かうチームじゃん。嫌なら辞めろよ。』っと。

外資系にも、しっかりと社内政治はあります。日系企業も同様ですが、キーパーソンを見つけることが大切です。そして、そのキーパーソンは日系企業よりも見つけやすいです。

個人的には、外資系の社内政治の方がシンプルで好きです。日系企業のは、正解が無いと言うか、上の機嫌によるというか、複雑な気がしています。

英語はめっちゃ使うし使えると特
この英語に関する内容は会社の成り立ちや、事業部などの組織構成によっても異なってきます。特に外資系メーカーだと、日系企業を買収して外資系企業になったという会社も少なくないです。

そういう企業ですと工場は日本にあって、日本語しか話せないおっちゃんが多くて、日系企業となんら変わらないという外資系企業もあったりします。

幸いにも(?)、私が入社した環境はThe外資系といった感じです。基本的にほぼ全て英語で会議をします。日本人同士であれば日本語ですが、1人でも日本語が話せない方がいると、英語にスイッチします。

英語が達者でないと、周りをまとめ上げることができないですし、本国との調整も難しいので、マネージャーになることは難しいのではないかなと思っています。逆を言うと、英語が達者であれば管理職のチャンスも増えてきます。(もちろん、英語だけが達者でもダメですけどね)

また、本国から来ているエキスパートの方々と良いコミュニケーションを取れますし、英語ができれば得しかないです。

まともな教育はない
これも企業によりますが、基本的に外資系は中途社員で構成されています。1から丁寧に若手を育てるという文化もないですし、そういうことをしてきた人も少ないので、入社したら即時、最前線に投入といった感じです。

もちろん、入社してトレーニングは受けましたが、日系のように丁寧に教育は受けませんでした。入社初日に、人事からの基本的な教育はサラっとうけて、2日目から部署配属といった感じです。

部署配属後に、一通りに必要な教育カリキュラムは存在しましたが、教える側も教え慣れていないような感じで、簡単な説明を受けて終わりといった感じです。この教育だけではイメージが全然わきませんでしたし、教育する側も忙しく、2社目の日系企業で受けてきたような丁寧な教育は一切なかったです。

自分からわからない点を聞きにいかないと詳しく教えてもらえないですし、トレーナー側も「トレーニングをやる」ことが目的化しており、教育で丁寧に知ってもらうという本来の目的から、かけ離れているような気がして、違和感があったことを覚えています。

製品がどうなっている、工場がどうなっている…そういう知識は教育で身に付きませんでした。私は、エンジニアのキーパーソンを教えてもらい、彼らに製品を教えてくれと自ら打診をし、小一時間ほど製品について教えてもらいました。

それくらいしないと、外資系で知識を付けていくのは難しいかもしれません。情報は自分から取りに行く環境です。情報を待っていたら、いつまでも自分のところには来ませんし、周りから置いてかれてしまいます。

上司には絶対服従、日系よりシビア
日系企業は全体主義で、何かを決めるときは周りと一緒に相談して決めるなんてことは日常茶飯事ですし、時には上司に歯向かって主張するなんてことも許される環境ですよね。調和を重要視する環境です。

しかし外資系は違います。まず、基本的に外資系は日本の子会社であることを忘れてはいけません。本国からトップダウンで物事が決まり、それに従い動くのです。管理職は部下をまとめ、上から落ちてきた目標を達成するのが仕事であり、日系企業のように「話し合って皆で仲良く決める」のではなく、管理職が決めた目標に部下は応えることが求められます。仕事の方針や目標は上司が決める仕事であり、それをどうしたいとかは部下が考えるものではありません。

それ故、メリットとしては意思決定が早いなどと言われますが、ただ単に意見を申す余地がないだけです。

また、マネージャーが持つ人事権は大きく、会社によってはマネージャーがリストラ対象を決めるということもあります。逆を言えば、マネージャーが昇格を推してくれるというメリットもありますけどね。

幸いにも、私の周りは「平等」で意見を受け入れてくれるような環境ですが、上司によっては「自分の意見が全て」という人間もいるので、そういうタイプの上司に付いた時には、全て従い自分のパフォーマンスを上司に全て捧げる意気込みで働かなくてはいけないですね。

上司に嫌われたら終わりです。逆に上司と馬が合わずに辞めた部下も多いです。

堂々と振舞うことが大切
堂々と振舞うことが大切というのは、日系・外資系問わず大切なことですよね。しかし、グローバルな環境であれば、よりこの大切さに気付かされます。

日系企業にお勤めの方も「いや、そんなの日系も当たり前だ!」とお思いの方もいらっしゃると思います。それは間違えてはいないのですが、想像をしてみてください。肌の色も目の色も違う外国人が『初めて会うから自己紹介したい』と英語で握手を求めた時、どう振舞えますか?

片言でも構わない、文法が間違えていても構わない…だけど “堂々と” 相手の目を見て手を握れますかね?私は、この会社に入社したての時は、できませんでした。日本人にそんな文化なんてないですしね。ただ、向こうは私と関係性を築きたくて挨拶をしてくれています。それを目も見ずに、まともに声も発さずに対応するのは、相手にとって失礼です。

日本を知っている外国人であれば、日本特有の汲み取る文化・調和する文化に慣れていることもあるので、意見を聞こうと努力してくれますが、グローバルの環境で働いていると、そんな文化を知らず「まあ日本人はシャイだからな」と相手にすらされず終わります。

とにかく自分に自信を持って、堂々と真っすぐ相手の目を見て堂々と振舞うことが大切になってきます。日本は失敗を恐れる文化のため、マイナスな感情も多く「相手からどう思われてしまうかな…」「嫌われたくないな…」と思ってしまいがちですが、その壁を超えないと外国人と良い関係性を築くのは難しいと思います。

英語が話せなくても良い。片言でも構わない、文法が間違えていても構わない。だけど堂々と相手を見て話すことが大切です。(これはだいぶ自分も苦労した)

結構ポンコツも多い!?
入社前の外資系のイメージって「エリート」「バリキャリ」「ダメならリストラ」みたいな感じでした。これも企業によりますが、私が所属する企業は欧州系なので日系企業に近しい社風です。人を長く育て上げる文化で、欧米の「即リストラ」というのは一切感じさせない社風です。

結構のんびりしていますが、裁量をもって働け、自律性も求められます。チームワークだとか、支え合いといったものも大切にされます。働き方も自由ですので、フルリモートで働けますし、時間の使い方もうるさく言われません。要は「やることをしっかりやっていれば自由」といった感じです。無駄な報告も拘束も存在しません。日系と外資系の良いところ取りな気がします。

それ故、パフォーマンスが低くとも「ぬるま湯」に上手く浸かろうと思えば、浸かるれることもできます。『〇〇さん・〇〇部は全然働かないのに給料が良い』と不満を持つ社員も少なくありません。

欧州系の良し悪しであると思いますが、個人的には『初外資系』には丁度良い気がします。

社内ツールはめちゃくちゃ充実している
日本にある外資系企業は、日本支部は小さくとも、母体がとてつもなく大きい企業も多いので、社内で使うインフラやツールは充実していることが多いです。

数々のアプリケーションがあり、互いに同期されていたりして、情報を管理しています。社内からは『ユーザーフレンドリーじゃない』とか言われがちですが、日系大手にいたときよりも “まだマシ” なツールが揃っていると思います。

社員サポートも充実しており、例えばIT窓口等の必要な情報までの導線がハッキリしており『とりあえずコレを知るにはココに行けばOK』といった感じです。日系にいたときは、どこにどの情報がまとまっているか分からず、そこに行きつくまでに苦労しましたが、インフラがハッキリしているので、現職で苦労することは少ないです。

かなり細かいでもナレッジが揃っています。細かいところは、そこまで行きつく導線がメジャーなものよりは複雑ですが、とりあえず社内システムで検索かければ何かしらヒットしますね。誰かが作ったナレッジを誰でも見ることができるのは、とても便利です。探せば何かしらあります。

社内のラーニングシステムは充実している
前述と重なりますが、かなり母体が大きいので、必要な情報もツールも全て揃っています。社内にラーニングシステムがありますが、自分の知りたいことは何でも知れるというくらいに充実しています。

専門的なことから、ジェネラルなことまで、様々なトレーニングを無料で受講することが可能です。大体の教育は、社内のラーニングシステムで済んでしまいます。もちろん、クラスルーム型の教育が多いですね。日系でよくある、パワポ見て適当に選択して終わりっていう教育だけではないです。

退職者は多い!?
外資特有かもしれませんが、退職者が本当に多いです。毎月のように人が出入りしています。新しいプロジェクトにアサインされて、結構話す間柄になったと思ったら、退職のメールが入るとかあります。

私も入社して1年半ほどですが、何回退職の挨拶メールを見たことか…とにかく、何回も1から人間関係を築かなくてはいけないので、そういうのが苦手な方は疲れてしまうかもしれないですね。

とはいえ、会社から与えられるものではなく、自分でキャリアを築き、次の環境でチャレンジをする人が多いということでもあるので、そういった意味では会社に縛られないキャリア形成ができる環境だと思います。

そして、会社もそれを尊重してくれる環境です。自分がやりたいことは言ってみる価値のある会社だと思います。(少し話が逸れました笑)

協調性ゼロ、自己主張強めな従業員
私も含め、ハッキリ言うと日系企業に向いていない人の集まりな気がします。

日本人というのは、和を重んじる文化で過ごしてきているので、他と違うものを『異質なもの』と見做し、特別視します。中途採用というだけで「あいつは中途社員だ」と言われ、外国人というだけで「中国ではそうか?」と平気で言うのが日系企業です。

1社目も日系企業でしたが、程よいサイズで、かつグローバル展開している企業だったので、周りに外国籍の方も多かったです。そんな環境で社会人生活をスタートさせたので、内需が強い私の前職JTCとは大きく異なる環境でした。私からすると、日系大企業の文化こそが『異常』な気がしていましたが、それが前職では『普通』でした。

対して外資系企業だと、皆が様々なバックグラウンドを持つ中途社員ですし、国籍も言語も異なる人が集まっている組織です。日本語を話せない外国人がオフィスにいるのが普通です。『違うことが当たり前』なのです。

そんな環境なので、違いを互いに尊重し合い、互いに助け合って仕事を進めていきます。無理して周りに合わせる必要もないし、同調することを強いられることもありません。周りに同調することなく、言いたいことを言う日本人が多い気がしています。

そして、そんな彼らが口を揃えて言うのが『もう日系企業には戻れないよな』『日系企業には戻りたくないね』なんですよね。きっと、もともと協調性がなかったり、自己主張が強いタイプが多いのだと思います。日系企業では出る杭は徹底的に打たれますが、外資系でそれは少ないですからね。

繰返しになりますが、ハッキリ言うと日系企業に向いていない人の集まりな気がします。ただ、私には今の会社の方が好きですね。違いという当たり前を、当たり前に理解できる人が多いので。

自分を表現するのが苦手な人は損をする!?
今まで読んでいただいて、外資系がどんな雰囲気か伝わったと思いますが、自分の意見を言わない人は損をしてしまいますね。空気と化してしまいます。

外資系では同調することが求められるのではなく、明確な意見を持って発言することが求められますので、自分から行動をできなかったり、わからないことをわからないと言えなかったりする人は、周りから置いてかれてしまいます。

日系企業では『出る杭は打たれる』ですが、外資系企業では『出ない杭はいないものとして扱われる』です。もちろん、日本にある外資系企業は日本人が多いので、全てのケースで当てはまるわけはないですが、自分を表現することが苦手な方は損をしてしまうと思います。

意外と福利厚生は変わらない
さすがに、前職の日系大企業のような自社保養所であったり、会社に病院があって診察を無料で受けられたりする福利厚生は整っていませんが、現職の外資系も日系大企業同等の福利厚生は揃っています。現職が比較的大きい会社からかもしれませんが、前の会社にあったものは大体あります。

というよりも、日系企業であっても使わない福利厚生ばかりじゃないでしょうか。それで組合費とか取られるので、あまり得した気はしませんよね。

外資だからといって、福利厚生が無いというわけではないですし、むしろ組合費を取られないで、ここまでの福利厚生があれば日系企業より条件は良いと思いますね。

自由な働き方
これも会社によりますが、他の方々の働き方を見ても、日系に比べると外資系の方が自由な働き方ができる企業が多い気がしています。部署にもよりますが、私はフルリモートで働いています。たまに会社には行きますが、ほぼ家からですね。

コアタイムもないので、好きな時間に働いて、好きな時間で終わることができます。しっかりと、自分の仕事をマネジメントできる人からすると、かなり働きやすい環境です。

もちろん、家で働く環境がないだとか、家よりオフィスの方が集中できる方もいるので、フルリモートが最適解ではないですが、コアタイム無しに好きな時間に出社して始業するのは、個人的には働き方の選択肢が増えて好きです。

しかし、自分で仕事をマネジメントできない方からすると、サボっていたツケが回ってきて急に忙しくなったりするので、できるときにやるべきことをしなくてはいけません。リモートだからとサボっていると、自分が困ります。

ぶっちゃけ入社してどう思ってる?

どの企業もそうですが、特に外資系は合う人には合うけど、合わない人には本当に過酷な環境だと思います。入社してみたものの、数カ月で退社する方も珍しくありません。

私の性格のように、出る杭タイプだし、人と合わせるのが苦手、言いたいことはハッキリ言うような方は向いているかもしれませんね。ただ、そんな私でも入社当初は会社に慣れるまで苦労しました。英語が出てこないというのもありますが、発言が求められる環境ですので。わからないのであれば、わからないと意思表示することが求められます。

個人の裁量が高く、自律している方で、自分からガンガン仕事を進めていくのが好きな人は、きっと外資系が向いていると思いますよ。大した能力もないのに、いちいちうるさい姑系おじさんがいないだけで、だいぶストレスは低減されますね。

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました。前にも書きましたが、私が外資系に入社したのはTOEIC425点です。全く何も話せない、全く何も聞き取れない…そんな英語力でも入社しましたし、周りとコミュニケーションを取っていきながら仕事を進め、評価もいただけるようになりました。

もし外資系に興味がある方は、是非チャレンジをしてみてください。学歴も様々なので、学歴で落とされることは少ないと思います。学歴よりも、過去のキャリアやモチベーションが重要視されるので、キャリアに強みがある方や、やる気に満ち溢れている方は受かりやすいと思います。

英語に自信がなくとも、チャレンジしてみる価値はあります。エージェントに『TOEIC400点台で外資系に入った人はいないからアドバイスできない』と言われた私がいるので、大丈夫です!

それでは、皆さんのキャリアが良い方向に進むことを祈っております。

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この記事を書いた人

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外資系Tier1メーカーで品質保証をしています。ADAS部品の開発が本業です。

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